聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院=矢指町=の田口芳雄病院長が監修した書籍「脳卒中リハビリガイド第2版・生活の質を高める105のコツ」(学研メディカル秀潤社)が1月末に出版された。執筆には同院リハビリテーション部を中心とした教職員11人が携わった。
同院では2008年に脳卒中にまつわる書籍を上梓しており、前作に続く続編。食事やトイレ、入浴など12項目に分かれており、日常生活における基本動作の方法をイラストで解説している。「片手で食べるときの工夫」「階段を下りるときの介助方法」「水やお茶を飲むとむせてしまう場合」など、患者とその家族の目線に立った105の疑問に応える形式になっている。田口病院長は「リハビリは継続することが重要。自分の努力も必要になるので正しい方法を知ってもらえれば」と話す。
同書では、入浴中や食事中などに起こり得る事故に対する予防法にも触れている。「脳卒中患者さんだけでなく、高齢者の方のケガ・病気予防にも参考になると思うので、ぜひ読んでもらいたい」と田口病院長。
価格は3400円(税別)。本に関する問い合わせは同院【電話】045・366・1111へ。
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