太極拳の源流とされる体操「五禽戯(ごきんぎ)」。虎、鹿、熊、猿、鳥の日常の動作を取り入れた中国の健康法で、1800年の歴史があるという。その五禽戯を広く知ってもらおうと、日本華佗(かだ)五禽戯気功協会(【電話】045・391・3956)がこのほど発足。理事長は中沢在住の石村英樹さんが務める。「ここ旭区から全国へ広めていきたい。良さを知ってもらいたい」と石村さんは話す。
同協会のメンバーらは、10年以上前から五禽戯発祥の地である中国の亳州(はくしゅう)市と交流を続けており、今年5月には「世界初の正統派団体」として認証も受けた。
石村さんはもともと太極拳を学んでいたが、起源ともいえる五禽戯を知り、その養生効果を実感し研究を重ねたという。現在は自宅で教室を開くほか、今宿地域ケアプラザや笹野台地域ケアプラザなどでも講師を務めており、生徒は40人にのぼる。「五禽戯は動物の動作をマネする簡単な運動。家族ぐるみで楽しんでもらえるはず」と石村さんは話した。
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