何気ない街並みを後世へ残したい--。中白根在住の柳澤美光さんがこのほど、白根地区の移り変わりを写した写真集を出版した。
写真集の題名は「郷土写真集 横浜・旭区50周年記念 白根地区50年のまち並み〜今・昔〜」(文芸社)。写真が好きで、昔から日常の風景などを撮影してきた柳澤さん。2013年に自費出版した写真集「あの頃のあのまち 昭和40年代からの昭和の風景 横浜」を見た出版社から声が掛かり、今回の出版につながった。
地域の歴史つなぐ
東京都出身の柳澤さんが旭区へ引っ越してきたのは17歳の時。自然豊かな風景に驚き、それ以来周辺の風景を撮りためてきた。
撮影しているのは特別な場所ではなく、畑や道路、建物など何気ない風景がほとんどだ。今作で最初に掲載されているのは、ひかりが丘団地が建つ前の田畑。そのほか約50年前から最近の写真まで白根地区の街並みが掲載され、移り変わりを見ることができる。
「自由に見てもらい、感じるものがあればうれしい。旭区50周年には1年遅れてしまったけど、地域の歴史をつなぐ一助になれば」と柳澤さん。同書は136ページで2000円(税別)。全国の書店やアマゾンなどのオンラインストアから購入できる。
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