横浜市が市内の地域防災拠点などに整備を進めている「災害用ハマッコトイレ」。旭区内で今年度予定されていた6つの小学校では、すでにトイレに使用する下水管の整備が完了した。
ハマッコトイレは、公共下水道に直結した仮設トイレ。市が2009年度から整備を始め、現在も各地で順次整備が進められている。旭区内では19年度までに、地域防災拠点となる小・中・特別支援学校13カ所で整備。今年度は鶴ヶ峯、さちが丘、善部、若葉台、白根、不動丸の6小学校での整備が予定され、旭土木事務所によるとすでに完了したという。
下水道管に直結
普段は下水道管につながる立管にマンホールで蓋がされ、各拠点に備蓄する仮設トイレを設置してから使用する。5基の仮設トイレが設置でき、約500回の使用後にプールなどからポンプやホースで水を送って直結する下水道管に流す仕組みとなっている。
今年7月末から8月にかけて整備された白根小では、10月8日に説明を実施。雨天にも関わらず地域防災拠点を運営する委員らが集まり、体育館で土木事務所職員から仕組みなどの説明を受けた後、プールから送水するポンプの使い方やマンホールの開け方などを実演した。参加した委員らも実際に器具に触れて体験し、いざという時に備えて確認していた。
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