旭区子ども会育成連絡協議会の会長として活躍する 嶋崎 伸子さん 西川島町在住 64歳
子どもに体験と交流の場を
○…旭区内8地区から45の子ども会、約3千人の小学生が会員である旭区子ども会育成連絡協議会(旭区子連)。さまざまな活動を発表する「新年子ども大会」やキャンプなど子どもたちの体験や交流の場を企画し、昨年度で50周年を迎えた。今年度はコロナ禍で企画のほとんどを中止せざるを得ない状況だが、「何とかできることを」と長年続ける書道展は開催を決めた。
○…2人の娘を持つ母親で、下の娘が小学生になったタイミングで単位自治会の子ども会に関わり始めたのが約30年前。区子連では会計や副会長などを経て、2006年から会長職を務めてきた。会長を始めた当時は「やることが多く、ストレスで声が出なくなったこともあった」。それでも家族や周囲の支えを受けながら、長年にわたって会をけん引してきた。「助けられながら、毎日できることを積み重ねてきて今がある。子どもたちの一生懸命な姿を見ると元気がもらえる」と目を細める。
○…鶴見区出身で、結婚を機に旭区へ。住み始めた当時は「自然の多さや商店街の活気に驚いて、カルチャーショックでした」。動物が好きで、区内でお気に入りの場所の一つがズーラシア。「旭区にできると聞いた時はとてもうれしかった」と振り返り、オープン前のイベントに応募して参加できたことが思い出の一つだ。
○…自身が子どもの頃は子ども会の活動が盛んで楽しい思い出も多いが、「少子化などの影響で会員や役員のなり手が不足している」と危機感も。それでも「色んな体験や人とのふれあいは子どもたちの成長につながるはず。そういう場を少しでも作れたら」。時代に合わせて活動などを見直し、子どもたちのための企画を続けていく。
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