2027年に旧上瀬谷通信施設(旭区・瀬谷区)で開催が予定されている横浜国際園芸博覧会の開催に向け7月1日、区内団体の代表などで組織する「横浜国際園芸博覧会 旭区推進協議会」が発足した。同協議会は今後、同博覧会の開催と成功に向けた機運醸成に取り組んでいく。
横浜国際園芸博覧会は、2027年に開催が予定されている国際的なイベント。園芸文化の普及や花と緑の溢れる暮らし、地域・経済の創造や社会的な課題解決などへの貢献を目的としている。
会長に山岸氏
旭区推進協議会は、区内の団体代表など74人で組織。1日に旭公会堂で行われた第1回目の会には、会員のほか旭区選出の議員らが出席。同推進協議会の設立趣旨や博覧会の概要なども紹介された。また、同推進協議会の会長には、旭区連合自治会町内会連絡協議会会長の山岸弘樹氏が就任することが決まった。山岸会長は「昨年4月から会の発足を検討してきました。瀬谷区推進協議会と協力し、開催に向け盛り上げていきたい。また、博覧会を契機に上瀬谷のまちづくりが進むことを期待しています」と話した。
最高クラスでの開催へ
横浜国際園芸博覧会は2027年3月から9月に開催が予定されている。参加者の規模は1500万人を想定。会場となる旧上瀬谷通信施設は、15年に返還された米軍施設の跡地。博覧会の区域はその一部の約100ヘクタールとなる。「幸せを創る明日の風景」のテーマを体現する6つの区画に、展示や庭園、飲食など様々なコンテンツが配置される予定だ。同博覧会は現在、最高クラスの「A1」での実施に向け準備が進められている。国内で同規模の国際園芸博覧会は、1990年に大阪で開催された「国際花と緑の博覧会」以来となる。
旭区・瀬谷区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>