白根在住の長原里紗さん(不動丸小学校4年)が、昨年12月に行われた「第30回全国小学生バドミントン選手権大会」の女子ダブルス5年生以下の部で3位入賞したことを受け3月23日、権藤由紀子旭区長からスポーツ功労者に対する区長賞が授与された。
長原さんは横浜白山バドミントンスポーツ少年団=緑区=に所属し、チームメイトの柳下璃央さん(緑区・鴨居小5年)とペアを組み、昨年12月26日から29日に福島県郡山市・須賀川市で行われた同選手権大会に出場。33ペアが出場した「女子小学生5年生以下」の部で、3位入賞を果たした。旭区は区の発展や区政に功労のあった個人や団体を表彰する区長表彰の要綱に基づき、緑区とも協議した上、両区でそれぞれの選手を表彰することとなった。
目指す選手は「父」
授与当日、長原さんは、所属チーム代表を務める父の克博さん、チームサポートコーチで母の里美さんらと旭区役所を訪問。権藤区長から長原さんに表彰状や花束が贈られた。権藤区長は「おめでとうございます。これからも周囲への感謝を忘れず活躍してください。来年もまたこのように会えるのを楽しみにしています」と話した。長原さんは「3位になれて嬉しい。目指す選手はお父さん」と口にし、ペアを組む柳下さんについては「どんなショットも拾ってくれる選手。とても頼りになる」と話す。
3歳からラケット
長原さんは3歳の頃からバドミントンラケットに触れ、小学1年生から本格的な練習をスタート。社会人選手として活躍した両親の指導を受けている。チームの活動拠点は鴨居小学校=緑区。練習日は毎週火曜・木曜・金曜・日曜の週4回。そのほか、地区センターで独自の練習も行い、昨年は全国大会5位入賞するなど実力をつけてたきた。
チーム代表の克博さんは「指導者から見て上手い選手ですが、親が指導者だと本人の甘えが出てしまうこともあります。将来のオリンピック出場に向けてなど、可能性を広げてあげたい」と話す。また、今後の目標について長原さんは「次は優勝したい。そのためには、もっと練習しないといけない」と思いを語った。
旭区・瀬谷区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>