NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』のスペシャルトークが8月21日、KAAT神奈川芸術劇場=中区=で行われた。ゲストには旭区ゆかりの武将・畠山重忠を演じている中川大志さんと足立遠元役の大野泰広さんが登場。抽選で当たった約900人の市民らが会場を訪れた。
畠山重忠は1164年、武蔵国畠山(現・埼玉県深谷市)で生まれた武将。平氏滅亡に貢献し、鎌倉幕府の有力御家人として活躍した。頼朝の死後は、権力争いに巻き込まれていく。1205年、北条時政の策略により謀反の疑いを掛けられた重忠は、鎌倉に向かう途中の鶴ヶ峰周辺で、待ち構えていた北条の大軍と戦い、二俣川のほとりで最期を迎えた。
ドラマの中でも物語は進み、いよいよ重忠の最期も近づいている。中川さんは「重忠は武士として自分の生きる場所、生きざま、死に方と常に向き合ってきた人物で、後世に恥ずかしいことを残したくないと思っていたと思う。『鎌倉殿の13人』でもそこは大切に描かれています。自分が死んだ場所でこれだけ愛されている、語り継がれていることは演じていて納得できる」と話し、横浜市民・旭区民に向け「横浜の皆さんにも恥ずかしくない最期をお届けできると思いますので、楽しみにしてほしい」と思いを語った。
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