横浜市立都岡小学校(藤本萌校長)が2月25日、創立150周年を迎えた。1872年の学制発布に従い、翌年2月25日に今宿学舎が今宿村本立寺に、川井学舎が下川井村福泉寺に開設されたのが、都岡小の始まり。1900年に近隣住民により現在校舎が建つ土地が寄贈された。27年には校舎が火事で全焼するなどの苦難もあったが、地域の学び場として最前線を駆け抜け、47年に「横浜市立都岡小学校」に改称。校章には旭区ゆかりの武将・畠山重忠の紋所「五・三の桐」が描かれている。
イベントづくしの1週間
同校では「150年の感謝 笑顔 ともに未来へ歩む」をテーマに2月20日から25日までの1週間を150周年ウィークとしてさまざまなイベントを実施。20日にはバルーンリリースや廊下を飾った。また、22日には、新型コロナウイルス感染症の影響で少数に分かれて行ってきた音楽会を、3年ぶりに全校でも開催した。
25日に記念式典
創立150周年を記念し、25日に行われた式典には、関係者と児童ら約480人が出席。児童らはケーキ入刀=写真下=や学年ごとの発表を行うなど、150年の節目を盛り上げた。あいさつに立った、創立150周年記念事業実行委員会の遠山忠司実行委員長は「今日2月25日は、都岡小の150歳の節目。まさに、この日に記念行事を行うことができました」と思いを語った。また、藤本校長は「都岡小が開校したのは、新橋―横浜間の鉄道が開業した、近代国家の夜明けのころ。戦争や高度経済成長、バブルなどを経て、現在は392人の児童が学んでいます。これからも地域に愛され、地域の伝統を育んでいきたい」と話した。
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