左近山ショッピングセンターに拠点をおくNPO法人「オールさこんやま」が、4月6日から介護予防を目的とした事業「おしゃべりほっと」を始めた。同NPOの林重克理事長は「外に出て、人と話し元気になってもらえる場になれば」と話す。
9年前から同商店街で地域交流拠点を運営しているオールさこんやま。高齢化が進む団地内で住民の居場所作りのため奮闘する中、昨年8月に横浜市介護予防・生活支援サービス補助事業(サービスB)を知ったという。以来、今年度からの開始を目標に、7回プレイベントを実施した他、左近山地域ケアプラザと協力しながら補助事業に申請。3月に申請が通り、4月から毎週木曜、午後2時から5時まで行われており、会話による居場所作りや脳トレなどに取り組んでいる。
コーヒーや茶菓子も提供
6日に行われた初めての会では、左近山団地内の住民13人が参加。参加者同士で交流を楽しんだ他、同NPO副理事長で左近山診療所の福村正院長による講話やコーヒー、茶菓子の提供もされた。参加した加藤勝さんは「和やかな空気でとてもよかった。みなさん我々のために一生懸命企画してくれて、この街に住んでいて幸せものだと思う」と笑顔を見せた。
おしゃべりほっと立ち上げに向け、中心となって準備してきた同NPOメンバーの野口研司さんは「声を出して人と会話することは、1番の健康法。長く住民の憩いの場として続いて行けば」と思いを話した。
次回は4月27日(木)午後2時から開催。コーヒー茶菓子付きで参加費1人100円。
旭区・瀬谷区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>