4月1日付で横浜市旭区民文化センター・サンハートの館長に就任する 乾 充さん 二俣川在住 60歳
故郷の旭区を盛り上げる
○…「産まれ育ち、ずっと過ごしてきた二俣川」のシンボル的存在、サンハートの館長に4月1日付で就任する。「お世話になってきた地元の芸術文化発展に携わりたい」という思いで3年前から同施設での仕事を希望していた。「街の魅力を向上するためには、インフラだけでなく文化芸術のようなソフト面も磨く必要があると思う。地域活性化の一助になれたら」と意気込む。
○…大学卒業後は広告代理店などで勤務。広告を通して地域発展に携わってきた。2004年の横浜高速鉄道みなとみらい線の開通キャンペーンでは、周辺の商業施設と連携したクーポンブック製作に汗を流した。「関係者が多く調整が大変だったが、やりとげた気持ちが残っている」と語る。現在進行中の、泉区・ゆめが丘駅周辺の開発にも従事していた。「地図や思い出に残る仕事という実感がある。街の開発に携わり、関わった街が発展していく様子を見ると、感慨深い」と目を輝かせる。
○…子どもの頃の二俣川は「自然が多く、まだ田んぼも残っており、ザリガニ釣りなどで遊んでいた」と追憶する。その後は開発で街が激動。相鉄・東急直通線開通の際には、PR事業などで盛り上げに携わり、地元の変化を見届けた。「一住民として、都心まで一本で行けたらなと思っていた。そんな事業に自らが関わることができて感無量」
○…休日は区内のゴルフ施設に足を運び快音を放つ。「今となってはちょうどいい運動になっている」と笑う。妻、娘、母との4人暮らし。「前は仕事優先で時間があまり取れなかったので、もっと家族旅行に行きたい。これからは家族と地域に軸を置いて向き合っていきたい」と笑みを浮かべる。
|
|
|
|
|
|
|
<PR>