神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
旭区・瀬谷区版 公開:2024年5月30日 エリアトップへ

旭区市沢町水辺愛護会 「みどり」守り、国交大臣賞 知的障害者が清掃に尽力

社会

公開:2024年5月30日

  • X
  • LINE
  • hatena
5月24日の清掃には6人が参加した
5月24日の清掃には6人が参加した

 国土交通省はこのほど、花と緑の愛護に顕著な功績があった団体を全国から選出、大臣表彰を行った。旭区からは知的障害のある人などで構成される「もみの木グリーン水辺愛護会」(三枝礼子会長)が受賞した。

 国交省が例年この時期に行う「みどりの愛護」功労者国土交通大臣表彰。35回目を迎える今年は、全国から97団体を選出した。

地域とのつながり

 同愛護会は、地域活動支援センター作業所型「もみの木第1作業所」(市沢町)に通所する知的障害のある人と職員で構成。近隣の神田公園内にある市沢町小川アメニティとその周辺の清掃、除草活動を月1回行っている。同アメニティは鴨やシラサギなどの野生動物も見られるような自然が残っており、住民の憩いの場となっている。

 同愛護会が活動を始めたのは1997年。横浜市が神田公園内の清掃ボランティアを募集しており、当時の作業所職員が「利用者とも活動できる」と考えて志願したのがきっかけ。その後27年間清掃を続けてきた。

 「市沢地区センターにも活動後の休憩場所を提供してもらったり、公園利用者に手伝ってもらうなど、地域とのつながりができていると思う」と三枝会長は語った。

ボランティア不足

 同作業所を運営するNPO法人もみの木は、養護学校の卒業生が活動する場を作ることを目的に、1985年から保土ケ谷区内に作業所を構え活動を開始。1989年には市沢町に作業所を開設し、現在は市沢町と小高町の2カ所で利用者が創作活動や生産活動を行っている。

 作業所では職員のほかに地域のボランティアが活動をサポート。5月24日に行われた清掃にも、市沢町在住の武藤幸子さん(68)が参加した。武藤さんは「6年半ほど作業所でボランティアを続けている。清掃を始めて、普段から意識するようになった」と話す。

 しかし、ボランティアの人数減少や高齢化が課題となっているという。三枝会長は「ボランティアがいないと活動が成り立たない。清掃を続けていくためにも、より多くの人に手伝ってもらえたら」と呼びかける。

「いつもよりゴミが落ちていた」と三枝代表(右下)
「いつもよりゴミが落ちていた」と三枝代表(右下)

横浜相原病院

9月18日と25日(各日10~13時)に復職支援研修を開催。参加者を募集中です。

http://www.yokohama-aihara.jp/

<PR>

旭区・瀬谷区版のトップニュース最新6

例大祭5年ぶりに復活

瀬谷区熊野神社

例大祭5年ぶりに復活

19日 湯立神楽も

9月5日

20年越しの「世界一」

フットバッグ石田さん(旭区)

20年越しの「世界一」

芸術性や技術競う部門で

9月5日

10年ぶりオカピ繁殖成功

よこはま動物園ズーラシア

10年ぶりオカピ繁殖成功

一般公開日は未定

8月29日

先行区の作成率 5割未満

横浜市避難行動計画

先行区の作成率 5割未満

対象者多く状況把握困難

8月29日

県研究発表会で最優秀賞

二俣川看護福祉高校

県研究発表会で最優秀賞

2部門で関東大会へ

8月22日

小学生に朝の居場所

横浜市

小学生に朝の居場所

全区展開見据え、モデル事業

8月22日

横浜労災病院(045-474-8111)

市民公開講座「大腸がんの予防と最新外科治療」9月25日 申込不要・参加無料

https://www.yokohamah.johas.go.jp/

瀬谷区連合町内会自治会連絡協議会

自治会町内会は防災・減災の要。いざという時に頼りになります。

https://seya-kurenkai.jp/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 8月29日0:00更新

  • 7月25日0:00更新

  • 7月4日0:00更新

旭区・瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

旭区・瀬谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年9月8日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook