7月1日付で横浜瀬谷ロータリークラブの第55代会長に就任した 石山 健人さん 泉区在住 42歳
成長への情熱、胸に秘め
○…瀬谷フェスティバルへの参加や瀬谷駅と三ツ境駅に設けた図書貸出事業「せやまる文庫」などを通じて、地域に奉仕してきた瀬谷RC。会員27人をまとめる新会長として、「継承と成長」をテーマに掲げる。半世紀で築き上げてきた会員同士の交流や高い例会出席率などの伝統を重視しつつ、「新しいことにチャレンジし、新風も吹き込んでいければ」と意欲を見せている。
○…父親も会長を務めた同RCに入会したのは2016年。横浜市と川崎市のクラブで構成される国際ロータリー第2590地区の委員会にも参加し、22年〜23年度には米山奨学金増進委員会の委員長を務めた。そして、今年度で初の会長職。「本当は淡々とした性格。リーダーを支える方が性に合っているんです」と話すが、ロータリーで出会った人たちの影響を受け、自身のスタンスも少し変化してきたという。今年度は成長やチャレンジがポイントの一つで、「昔の自分だったら考えられないかも」と照れたように笑う。
○…生まれは瀬谷区で、原小学校の出身。今は父親が創業し、水回り工事などを手がけるアクアテック(株)の代表取締役を務める。家族は妻、小学生の子ども2人。長男は自身も所属していたサッカーチーム・原FCでキャプテンを任されている。「自分は副キャプテン。不思議な縁」とどこか嬉しそう。応援や指導にも熱が入り、「つい厳しく接してしまう」
○…同RCは今年度、27年の国際園芸博覧会に向けて、3カ年のプロジェクトを立ち上げる。まずは他団体と連携した取り組みなどを検討しており、「世界から注目を集めるイベント。ロータリーとしても海外から人を招くこともある。私たちも積極的に行動していきたい」と意気込む。
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