横浜市立若葉台特別支援学校にこのほど、車いすマラソンでパラリンピック出場経験のある花岡伸和さんが来校し、軽度知的障害の高校生が在籍する同校のB部門高等部生徒に向けた特別授業を行った。
花岡さんは、高校3年生の秋にバイク事故で下半身不随に。リハビリに励む中で車いす陸上と出会い、「助かった命だから、チャレンジしたい」という思いでトレーニングに奮闘。2004年のアテネパラリンピック、2012年のロンドンパラリンピックへ、いずれもマラソン男子(T54)で出場を果たした。
同授業は、花岡さんの「生徒たちが世の中を変える担い手になってほしい」という思いで実現。花岡さんの経験を交えた講演や、生徒の車いす操縦体験が行われた。
花岡さんは生徒に向けて「大きなチャレンジを達成するために、小さなチャレンジを重ねて成長していってほしい」と呼びかけるとともに、自身の座右の銘として「意志あれば道あり」という言葉を紹介した。
講演を聴いた生徒は「花岡さんの前向きな人生論を知ることができた。自分の未来に生かしていきたい」と語った。
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