意見広告・議会報告
市政報告 災害時に必要な準備を 日本維新の会 くしだ 久子
最近は各地で地震が発生し、先日の宮崎県沿岸沖地震の際には、気象庁が「巨大地震注意」を発表しました。県内でも震度5弱を観測する地震が発生し、防災意識が高まっています。
支援拠点としての役割
私は今年度、市民・にぎわいスポーツ文化・消防委員会の委員長を務めており、委員会として先日、能登半島地震の被害を受けた石川県中能登町へ視察に伺いました。最大震度は6弱と大きかったものの、停電戸数が少なく復旧が早かったことから、その後の支援拠点として重要な役割を果たしています。
役割の1つ目は「集まる」ということで、自衛隊や電力復旧や水の拠点となりました。2つ目は「支える」ということで、コインランドリーやスーパーなど、生活に必要な場や支援をしてくれる方たちへの宿泊場所の提供も行いました。
協定により円滑化図る
発災後は時間の経過とともに対応や支援のステージが変わっていきます。最初は安否確認、被害状況の把握、避難所の開設などで、最初の3日間は記憶がないくらい町役場の方たちも懸命だったそうです。避難所にも物資が頻繁に届くようになりますが、24時間体制での受け入れは担当者にも負担です。物資に関しては民間の物流業者との協定に基づき一任し、ゴミの受付も休憩時間を設けるようにしたとのことでした。事前の民間業者などとの協定や助け合いの仕組みを作っておくことの重要性と、早くから活用する大切さをお話しいただきました。
次のステージでは家屋の解体等で排出される災害ゴミの課題があります。7月の視察時点では町内に6651平方メートルの仮置き場で木材、金属、畳といった分別をして受入れをしていました。年内にはすべての解体を終了する予定としています。今後はその先の処理の課題に直面します。
今後も備蓄充実を提案
特に強く話されていたのは「まずは自助を」ということでした。防犯ブザーやブルーシートも行政で配布されたとのことでしたが、数の確保の課題もあったそうです。私は備蓄品についてペットボトルでの備蓄の提案などをしてきました。今後もこうした現場での声を参考に見直しや補充の提案をしていきます。
串田久子
横浜市旭区中希望が丘111-1 勝滝ビルB1
TEL:045-212-3327
chako-naka@kussy.com
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