8月4日に都内で行われたWBC ムエタイ&EXPLOSION 全国大会で優勝した山下夢さん(瀬谷中学校3年生)が8月27日、瀬谷区の植木八千代区長を表敬訪問した。
同大会はWBC(世界ボクシング評議会)ムエタイと、NJKF(ニュージャパンキックボクシング連盟)のベルトをかけたもの。パンチ・蹴り・組み技のムエタイルールで行われる。全国各地のチャンピオンが集まるなか、山下さんは一般女性クラス・49kg以下の部門を制覇した。
植木区長への表敬訪問ではこれまでの大会実績や、普段のトレーニングの様子などを説明。大会の結果に対するクラスメイトたちの反応を聞かれると、「『夢、優勝おめでとう』と声をかけてくれます。嬉しいです」と笑顔で話した。
20超の王者ベルト
元々は気が弱い性格だったという山下さん。プロキックボクサーだった父親の影響もあり、護身目的で小学校3年からキックボクシングを習い始めた。6年生の時にはパンチ力を鍛えるためにボクシングも開始。現在はボクシングをメインにトレーニングに励む。
これまでにキックボクシングで7度、ボクシングで2度の日本一を達成。両競技を合わせたチャンピオンベルトの数は23に上る。相手に合わせて戦い方を変えられるのが強み。キックボクシングとボクシング、さらに中学では柔道部に所属している幅広い競技経験を活かし、パンチ・キック・組技を柔軟に組み合わせながら戦う。
「頑張った分だけ、強くなったと実感できるのが楽しい」と山下さん。現在はプロボクサーを目指しており、「世界チャンピオンになれるよう頑張ります」と意気込む。
旭区・瀬谷区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>