瀬谷区下瀬谷在住の永石旭飛(あさひ)さん(座間高校3年)が、8月4日と5日に岐阜県で開かれた「全国高等学校総合文化祭」の囲碁部門の団体戦に神奈川県代表として出場。4位入賞に貢献した。
文化部のインターハイと言われる同祭。囲碁団体戦は男女混成の1チーム3人編成で、試合を6回行う。永石さんは県大会で個人3位となりメンバーに選ばれ、栄光学園高校と日本女子大学附属高校の1年生と組んだ。
神奈川県代表は6試合を戦い、5勝1敗。埼玉・鹿児島・千葉と並んだものの、対戦相手の勝ち数の合計が多い方が上位に入る方式により4位となった。神奈川県代表3人の勝ち星数は全チーム中1位で、永石さんは「厳しい戦いもありましたが、一緒に戦ってくれた2人に感謝しています」と話す。
陸上と”二刀流”
永石さんは8歳で囲碁を始め、小学校の同好会や横浜駅近くのサロン「宇宙棋院」、各地の碁会所などで腕を磨いてきた。中学陸上などで活躍した父親の影響もあり、中学時代は陸上に打ち込み、110mハードルで全国大会に出場。勉強を続けていたという囲碁も3年の冬に全国出場を果たした。
高校では陸上部顧問の後押しもあり、ハードルと囲碁の”2刀流”として活動し、それぞれで日本一を目指していた。囲碁は今年2月、目標だった7段に合格。陸上は3月に負った肉離れと骨折により、県大会で思うような成績を残せず悔しい思いをした。それだけに総合文化祭にかける想いは強かったという。
将来は教員を目指しているという永石さん。「豊かな人間を育てることができる教員になりたい」と意気込んでいる。
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