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旭区・瀬谷区版 公開:2024年11月21日 エリアトップへ

横浜瀬谷高校2年生 独自弁当で地産地消PR 地域から食の重要性学ぶ

教育

公開:2024年11月21日

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スマイル弁当を販売する生徒
スマイル弁当を販売する生徒

 横浜瀬谷高校2年生の寺嶋菜々沙さん、勝見真奈さん、曽根陽菜乃さんが、地域の農場や飲食店との協力で考案した「スマイル弁当」を11月5日、6日、8日と9日に校内で販売した。3人は、「地産地消について身近に感じてもらえる機会になれば」と述べた。

 同校の2年生は、各グループに分かれてさまざまな社会課題について学習を進める「未来共創II」の授業に取り組んでいる。3人は食材を作る大変さや、消費者として地域の食を知りたいという思いから「地産地消」をテーマに選択。1学期から本やインターネットを活用し、旭区で農園を営む八ッ橋政彦さんに話を聞くなど、知識を深めていた。

 学習を進める中で、地域の食材を活用したオリジナルの弁当を作ることを考え、地元の学校などとのコラボメニューに取り組んできた「たまごcaféごはん」=瀬谷区=の櫻庭あかねさんに協力を打診。櫻庭さんが承諾したことで、10月10日に同店を訪問した。

 3人は櫻庭さんに弁当のメニュー「サツマイモご飯」や、はまぽーくを使った「ハンバーグのラタトゥイユ風」、「ポテトサラダ」などを地域の食材で作りたいと要望し、メニューのレシピや弁当作成のために必要な費用などを相談。試作を重ねるなど交流を深めた。

連絡ツールを活用

 3人は、5日に弁当の販売を開始したが、当初は中々購入者が集まらなかったという。2日目以降は学校の連絡ツールでも広報したことで、口コミで話が広まり、販売数の増加に繋がった。

 9日に同校で開かれた、中学生とその保護者を対象にした「オープンスクール」の中でも販売され、用意した50食がすぐに売り切れるほどの人気となった。

 瀬谷区南瀬谷から参加し、弁当を購入した中学生と保護者は、「学校でこのようなことを経験できるのは貴重です」、「子どもにとって良い糧になる授業だなと感心しました」と述べた。学習を通して3人は「地産地消を身近に感じてもらうという目標から始まり、様々な人の協力のおかげで弁当を売り出せて、嬉しく思っています」と語った。

左から櫻庭さん、寺嶋さん、勝見さん、曽根さん
左から櫻庭さん、寺嶋さん、勝見さん、曽根さん

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