サッカー全国高校選手権県大会決勝で三浦学苑に勝利し、全国大会出場を決めた桐光学園(川崎市)。同チームでは瀬谷区東野在住の佐野弘樹くん(3年)が主将を務め、部を牽引している。本紙では佐野くんに予選を振り返ってもらい、本大会への意気込みを聞いた。
桐光学園サッカー部は過去5度の全国大会出場を誇る名門。今大会の予選でも並み居る強豪を抑え6度目の全国大会出場を決めた。
エースナンバー10を背負い、主将でFWの佐野くんは予選3試合で3得点1アシストと大車輪の活躍。特に準決勝の座間高校には今年のインターハイ予選で敗れているだけに「絶対に負けたくなかった」相手。その座間戦では自ら決勝点となるフリーキックを直接決め、夏のリベンジを果たすと、決勝の三浦学苑戦でも先制点のアシスト、決勝点の起点となるなど、全ての得点に絡む働きを見せた。
優勝決定直後は「本当に優勝したのか実感が無かった」というが、「携帯に友達から連絡がたくさん来ていたり、近所の人にも『良くやった、おめでとう』って声をかけてもらえて嬉しかった」と笑みをこぼした。
本大会まであと1カ月弱。細かいプレーの修正など個々の動きの確認に余念がない。「1カ月で足が格段に速くなったりすることはないので、一つひとつの練習をしっかりやっていきたい」とし、「県大会決勝の前に激励に来てくれた中村俊輔選手(横浜F・マリノス)などOBや、応援してくれる人たちの期待に応えるためにも優勝を目指したい」と力強く語った。
瀬谷区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|