瀬谷区に拠点を置くサッカークラブチーム「バンデリージャ横浜」出身のGK(ゴールキーパー)・佐藤隼選手(19)が6月29日、静岡県藤枝市のJ3リーグ所属チーム「藤枝MYFC」へ加入することが決まった。同クラブチームからJリーガーが誕生するのは初。
佐藤選手が「バンデリージャ横浜」に入団したのは中学1年の頃。5期生のキャプテンとなり、中学1年の夏からゴールキーパーとして活躍した。茨城県の第一学院高等学校では全国高校選手権大会への出場を経験。その後、産業能率大学に進学し、サッカーを続けてきた。藤枝MYFC加入は高校時代の恩師がきっかけだと言い、今年4月から練習生としてチームに加わり、練習を行ってきた。契約が決まったことについて、「嬉しさはあるが、まだゴールではない。ここからがスタートだと思っている」とコメント。J3の現状を把握した上で入団を決意したという佐藤選手は、「まずは自分が試合に出て活躍していきたい。少しでもJ2昇格に貢献できるように、日々トレーニングをしていきたい」と話す。自身の武器だという、高い位置のボール処理などに注目してほしいと意欲を見せると同時に、「神奈川県で試合することもあるので、その時はぜひ応援してもらえたら嬉しい」と呼び掛けた。
中学時代の佐藤選手を知る「バンデリージャ横浜」の岩崎輝紀代表は、「上のステージにどんどん上がっていってほしい。さらに後輩が続いていってくれたら」と期待を込めた。
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