横浜市瀬谷センターの館長に就任した 小見山 則之さん 区内瀬谷在勤 61歳
笑顔でお出迎え
○…瀬谷センターは、瀬谷地区センターと瀬谷和楽荘(老人福祉センター)からなる複合施設で、2017年度は22万人超が来館した。4月に新館長に就任して、4人の副館長を含むスタッフ30人をまとめている。就任して一カ月以上が経ち、想定以上だったというのが子どもの来館が多いこと。地区センターでは昨年度、2万5千人近くの小学生が利用しており、「放課後になると続々集まって、賑やかになりますよ」と柔和な表情で話す。
○…今年3月まで、横浜市職員として31年にわたり勤務。そのうち16年間を、税務関係の仕事に従事した。「税の業務は常にニコニコするというものではなくて。税法の本を持ってドッシリ構えたり、固いところがあります」。センター館長は税務とは対照的で、笑顔と親しみやすさが大切だという。「相手の目を見て、口角を上げてニッコリする。まだ、どこかぎこちないかもしれません」と照れ笑い。帰りがけの利用者から「ありがとう」と声をかけられることもあり「毎日が新鮮」と充実した様子だ。
○…住まいは大和市。瀬谷区は市職員として税務課や地域振興課など9年ほど働いていたことがあり、18区の中でも馴染み深い地域だという。同じく勤務経験のある金沢区や青葉区とも違う魅力がある街だといい、「区民がしっかり瀬谷のことを見ている。のんびりしていて過ごしやすい」
○…これからの最大の目標は、さらに来館者数を増やすこと。地区センターと老人福祉センターが複合した施設は市内でも少ないとして、その特性を活かして運営していく考えだという。「子どもから高齢者まで世代を越えて参画できる行事を開いたり。より多くの人が集うセンターにしたいです」とアイデアを膨らませている。
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