瀬谷消防署(八釼猛署長)は8月16日、人命救助を行った瀬谷スポーツセンター(中邨(なかむら)啓二所長)の職員2人に対し、感謝状を贈呈した。
表彰を受けたのは同センターに勤務する安達雄太さんと辻優奈さん。今年3月、卓球中に意識を失って倒れた50代の男性に対し、AED(自動体外式除細動器)を用いて救命処置を行った。救急隊が到着する頃には、男性は心肺停止状態から心拍・呼吸が戻り、現在は社会復帰が可能な状態まで回復したという。
安達さん、辻さんともに人命救助の現場に遭遇したのは初。「1人ではなかったことが良かった。周りの利用者の方の協力も大きかったです」と安達さんは振り返る。
同センターでは月に1度、職員全員でAEDの使い方を確認するなど救命講習を実施しており、八釼署長は「日頃の訓練が迅速な救命活動に繋がった」と評価。辻さんは「皆さんに安心して利用して頂けるよう、万が一の事態にしっかり備えていきたい」と話した。
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