介護や看護の現場で働く人達が、「予防救急」について理解を深めようという区内初のシンポジウムが9月19日に瀬谷区役所であった。44事業所72人が参加し、高齢者の体調が急変するサインや、病気を悪化させないための取り組みなどを学んだ。
予防救急とは、救急車の要請につながる原因を「少しの注意と心がけ」で防ごうという発想。シンポジウムは、介護や看護従事者らが日頃実践している取り組みや工夫を共有することが目的だ。
この日はパネルディスカッションなどのほか、大和徳洲会病院救急医療センターの稲田悠医師が講演。高齢者の重症化を防ぐ手法として、血圧・心拍・呼吸・体温といったバイタルサインの変化を慎重に観察することが重要だと説明した。
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