瀬谷区・旭区・保土ケ谷区の事業所などで構成される「横浜西部工業会」(遠藤昇会長)が5月20日、創立20周年式典を西区のホテルで開催した。会員や議員、行政職員が多く集まり20周年の節目を祝った。
同工業会は1999年3月31日、各区にあった工業会が統合するかたちで誕生した。現在は製造業を中心に、正会員・賛助会員あわせて105事業所が加盟している。主な事業の一つが、経営や労務問題に関する研修会の開催。従業員などの健康に関するセミナーを開くこともある。また、横浜市や各区役所との情報交換、工場視察、会員間の親睦を図る交流行事なども行っている。
第20回通常総会に合わせて開かれた記念式典。初代会長を務めた西澤清さんが登壇して設立当時のエピソードを振り返ったほか、真打の落語家・金原亭世之介(きんげんていよのすけ)さんが公演した。
発足時に統合委員を務めていたという遠藤会長は取材に対して、「夢中で事業に取り組んできました。20周年を迎えられたのは会員皆様の協力のおかげです」と感謝の気持ちを述べた。
会員増強に意欲
遠藤会長が、今後の課題に挙げるのが会員増強だ。会員数は減少傾向にあり、「安定して事業を継続していくためにも、新規会員を増やしていきたい」と語る。会員を増やすためには地域へのアピールも必要で、瀬谷区や保土ケ谷区で開催実績のあるパネル展を旭区でも実施したいと考えており、「地元の企業を多くの人に知って欲しい」と期待する。また、将来のアイデアとして「親子でモノづくりを楽しめるような事業を行うことができれば」と話している。
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