地域の外国人の生活を支えるボランティア団体「国際交流Seya」(舩矢多紀子代表)による防災講習会が6月12日にせやまる・ふれあい館であり、ベトナム人やフィリピン人など約40人がAED(自動体外式除細動器)の取り扱いや心臓マッサージに挑戦した。
同団体は1993年に発足。スタッフおよそ25人が在籍し、毎週水曜日の午前中に同館で原則マンツーマンの日本語教室を開いている。
防災講習会は年1回開催しており、今年は瀬谷消防署の職員を招いて行われた。参加者らは通訳のもと心肺蘇生法に関する理解を深めたほか、119番通報についても学習。急病や火災の通報時に、意識や呼吸の有無、燃えているものや発生場所などの情報を把握して伝えることを学んだ。ベトナム人のトランさんは「どんな状況でも驚かずに対応できるようになりたい」と話した。
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