7月から相鉄線大和駅、瀬谷駅、三ツ境駅の駅長を務める 千葉 賢治さん 磯子区在住 48歳
縁の繋がり感じ日々工夫
○…一日の乗降人員が約22万人(2019年度)の相鉄線大和駅、瀬谷駅、三ツ境駅の駅長に7月に就任。駅長は西谷駅に続き二度目。「お客様に安全安心で快適に乗っていただくために、毎日工夫を重ねていきたい」。大和駅を拠点に、週に1度は瀬谷駅と三ツ境駅を訪れ、施設管理や駅係員の教育などの業務に誠実に取り組む。「皆様によく知られている鉄道だからこそ、より丁寧に」と思いを語る。
○…旭区出身。相模鉄道(株)に入社していた高校野球部の先輩にすすめられて、自身も同じ道へ。駅係員としての最初の配属先は大和駅だった。ホームでの安全確認や清掃のほかにも、当時は改札口で切符を切る仕事もあり、「常連さんとは挨拶だけじゃなく世間話もしていた」と懐かしむ。その後、車掌として車内アナウンスや空調管理の業務をこなした。また、本社勤務では切符からICカードへの転換期に自動券売機などの調整を担い、電車の歴史とともに歩んできた。
○…週末は息子が所属していた少年野球チームの「パパコーチ」として汗を流す。「野球部だった自分が子どもたちの力に少しでもなれたら」。バッティングピッチャーや審判をしながら、子どもたちとの交流を楽しみ、「一緒に汗を流すのが一番のリフレッシュ方法」と目じりを下げる。
○…大和駅の前駅長は会社に誘ってくれた先輩だったこともあり、縁のつながりを感じているという。瀬谷区については、「自然が多く、昔ながらの商店街も残る街。まだまだ行ってみたい場所やイベントがある」と思いを馳せ、「安全あってこそ、初めて安心で快適なサービスとなる。お客様に寄り添った対応を心がけていく」--。3駅の駅長として更なる歩みを進めていく。
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