横浜市から認知症サポーター養成講座などを委託されている認定NPO法人市民セクターよこはまは、NTTドコモと連携し認知症に理解を深めるLINE(ライン)アプリを完成させ、7月1日に発表した。また、認知症に関する最新情報を掲載するサイトと、認知症の人との接し方を漫画でわかりやすくまとめたリーフレットも同時に発表した。
今回リリースされた「まちかどケア」ライン公式アカウントは、質問形式で認知症に理解を深めることができるなどの市民向けの機能と、ボランティアである認知症サポーター向けの機能を持つ。漫画版の啓発リーフレットは今後、市内のコンビニや商店街の店舗等への周知を予定する。
市民セクターよこはまとドコモが連携をスタートしたのは2018年。ドコモはデジタル技術を活用した社会課題解決のフィールドを模索。そのなかで、認知症サポーターを養成する「キャラバン・メイト」事業を市から委託されている市民セクターよこはまに、ドコモから連携の働きかけがあったという。ドコモの技術と市民セクターよこはまの認知症に対するノウハウが結合し、成果物として今回のアプリなどが完成した。
市民セクターよこはまの吉原明香事務局長は「認知症は当事者性の高い症状です。より身近なところで理解を深めていければ」と新しいアプリの役割に期待する。
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