SDGs瀬谷区から未来を考えるvol.5 花で地域に癒し 瀬谷西高校
「SDGs」をテーマに総合的な学習に取り組む瀬谷西高校(小林幸宏校長)の2年生有志が10月4日、瀬谷駅北口の駅前広場とJA横浜瀬谷支店前で植栽を実施。緊急事態宣言の影響で中止となった秋の「里山ガーデンフェスタ」から譲り受けた花を植えた。
同校では2023年度に瀬谷高校と再編・統合されることから、最後の世代となる2年生を中心に「SEYANISHI SDGs Project」を1学期から展開。SDGsについて学びを深め、その成果を"瀬谷西のレガシー"として地域に残したい考えだ。
今回の取り組みは公園や里山を花で彩る「ガーデンネックスレス横浜」と連携したもの。地域住民に花を楽しんでもらうとともに、2027年に旧上瀬谷通信施設で開催予定の国際園芸博覧会の機運醸成につなげる目的もある。
4日は生徒約15人が櫻井造園土木(株)(旭区)とJA横浜の協力のもと、里山ガーデン(旭区)から提供されたペンタスやアンゲロニアなどを、瀬谷駅北口エスカレーター付近と同支店沿いの花壇に植えた。参加した高松美桜さん、下山由菜さん、池田夕乃夏さんは「せっかくの綺麗な花が見てもらえないのは残念だと思った。地域の方々に見てもらい、コロナ禍でも元気になってほしい」と期待していた。
2年生は11月、企業などと協力して海軍道路や商店街に植栽する「フラワーロードプロジェクト」を行う予定だ。
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