東京2020パラリンピック競泳50mバタフライ(運動機能障がいS5)で7位に入賞した瀬谷区在住の日向楓選手=人物風土記に関連記事=が1月29日、西が岡小学校(泉区)で開かれた「パラアスリート講演会」(主催/岡津地域ケアプラザ)に登壇した。
瀬谷小学校・瀬谷中学校出身の日向選手は、同大会日本代表の男子最年少選手。8月24日の開会式当日に16歳の誕生日を迎えた。
講演会では司会者から質問が出され、日向選手が回答。出場が決まった時の思いを問われると「不安や緊張はなく、ワクワクが止まらなかった」と答えた。また、選手村では新型コロナ対策のため、他の選手との会話は控えたが、すれ違いざまにピンバッジを交換するなどして交流したことを明かした。会場では決勝の動画なども流され、「世界トップクラスの人と泳げたのはいい経験だった」と振り返った。
さらに日向選手の両親も登壇。生まれつき両腕がなかったが、「幼い頃からスキーや水泳など何にでも挑戦させ、家族みんなで楽しんできた」と、写真を見ながら話した。大会には「自分らしく舞台を楽しんできて」と送り出し、自宅のテレビで観戦したと言い、今後の活躍にも期待した。
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