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瀬谷区版 公開:2022年2月10日 エリアトップへ

瀬谷西出身桃色ドロシー 母校の後輩と協演 11日に新曲配信

文化

公開:2022年2月10日

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制作の過程を紹介した動画のワンシーン
制作の過程を紹介した動画のワンシーン

 瀬谷西高校出身で昨年10月にインディーズデビューを果たした桃色ドロシー((株)PARADOX所属)が2月11日(金)、デジタルシングル「Re:プロローグ」を配信。この曲は同校が2023年度に瀬谷高校と再編・統合されることを受けて企画し、瀬谷西高軽音楽部の部員11人がコーラスに参加している。

 桃色ドロシーは、ギターボーカルのハキイ。さんとドラムコーラスのキシベさんによるロックバンド。高校時代に結成し、パワフルで伸びやかな歌声を持つハキイ。さんが作詞作曲を担う。

 11日にiTunes Storeなどで配信される「Re:プロローグ」は、昨年10月に動画投稿サイトYouTube上で開催したライブで披露された新曲。ロックサウンドなメロディーに、「今日を立派に生きたあなたを讃えよう」という歌詞からはじまる。「辛い時代を共に乗り越えよう」というメッセージを込めた応援歌だ。

 10月のライブは当初、母校の再編・統合を受けて瀬谷西高軽音楽部との協演を企画していたが、コロナ禍で中止に。そこで急遽、同曲を作り、オンラインライブで披露した。ハキイ。さんは「何かしらの形で生徒には参加してもらいたかった」と想いを語る。ライブでは録音した軽音楽部員のコーラスと、歌っている画像を一緒に配信した。

 今回のリリースは、「思っていた以上に良い曲ができた。生徒の思い出に残るようなことをしたい」と決定。11月に母校を訪れ、コーラスのレコーディングを行った。レコーディングに参加した八木絢子さんと影山朔也さんは「全員で録音した時の一体感に感動しました」「瀬谷西高校出身ということもあり、共通の話題があって楽しかったです」と振り返る。川崎美優さんは曲について「全体の歌詞を知った時にとても感動しました」とコメントした。

 ハキイ。さんとキシベさんは「母校への想いだけでなく、この曲を通して瀬谷をさらに盛り上げていきたい」「今の私たちがあるのは瀬谷西高校があってこそ。将来好きなことを追っていけると勇気づけられるバンドになれたら」とそれぞれ語った。桃色ドロシーでは、リリースを記念したワンマンライブを下北沢のライブハウスで3月25日(金)に開催予定。詳細はバンドホームページへ。

ハキイ。さん(左)とキシベさん ※写真は昨年に撮影したもの
ハキイ。さん(左)とキシベさん ※写真は昨年に撮影したもの

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