風水害時の逃げ遅れなどを防ごうと境川水系浸水想定区域の「しらゆり幼稚園」(鎌田京子園長)、タウンハウス瀬谷の自治会(野崎睦会長)と住宅管理組合(飯塚孝理事長)が3月8日、一時避難場所の提供に関する覚書を締結した。
瀬谷消防署によると、境川水系の浸水想定区域には子どもや高齢者、障がい者などが利用する「要援護者施設」が27カ所あるという。浸水が深い場所や平屋などの施設を中心として、2017年から同様の締結が進められている。
11組目となった今回の締結。浸水被害が発生、または懸念された際、同幼稚園の園児らがタウンハウス瀬谷の集会所に一時避難することになる。
3者は安平博瀬谷消防署長や村上謙介副区長が見守るなか、覚書を交わした。「皆さまのご協力で園の近くに避難する場所ができて安心しています」と鎌田園長。野崎会長と飯塚理事長は「いざという時は手を携えて協力していきたい」「地域の安全に協力できることを嬉しく思います」とそれぞれコメントした。
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