区民の力作が集う第25回瀬谷区美術展(主催/瀬谷区美術協会)が、瀬谷区民文化センターあじさいプラザで8月7日(日)まで開かれている。コロナ禍で過去2年は中止となっていたため、3年ぶり。平面や立体作品の展示に加えて、現代舞踏のパフォーマンスや小学生向けワークショップも開催予定で、宮崎和之会長は「幅広く多様なアートに触れ、関心を持ってもらえれば」と期待を寄せる。
区美術展は区役所と、区民などで構成される実行委員会が1996年に始めたイベント。公募形式で、第4回からは委員会が主催している。委員会は昨秋に美術協会に移行しており、協会としての美術展は今回が初。
会期中は油絵や水彩・パステル・日本画など絵画のほか、写真や立体作品など約150点が並ぶ。出品者は会員や一般の区民、横浜隼人中学・高校の生徒などさまざまだ。
新しい試みが、5日(金)のワークショップ(午前9時30分〜正午)とパフォーマンスイベント(午後2時〜4時)だ。ワークショップは小学生(先着20人)が対象で、彫刻刀を使わずに学年関係なく楽しめる「Mono版画」に挑戦する。費用は500円で、希望者は保護者と子どもの名前・住所・【電話】を記載して【メール】daikichirumis@yahoo.ne.jpに申し込む。
パフォーマンスイベントでは現代舞踏や平面プロレスが披露される。入場無料で、宮崎会長は「平面や立体ではない、『身体表現』を楽しんで欲しい」と話す。
念願の会場
区美術展はこれまで瀬谷センターで行われてきたが、今回は3月にオープンした区民文化センターが会場となる。同協会では前身の実行委員会の時代から、区民文化センターやギャラリーの整備を求めてきた。
今年3月には開館記念特別展を実施した同協会。宮崎会長は「瀬谷区美術展を区民文化センターで行うのは初。このために準備を進めてきました」と言い、「区民の方々が創作した作品をぜひ多くの人に見て欲しい」と呼びかけている。
展示時間は午前10時〜午後6時(最終日は3時終了)。問い合わせは宮崎会長【携帯電話】070・6646・3977。
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