社会福祉法人愛成会(平本千惠子理事長/瀬谷町)がこのほど、横浜市が認証する「Y―SDGs」企業に選ばれた。この制度は、持続可能な17の開発目標「SDGs」の達成に向け活動している企業などが対象で、今回で7回目。
同会が行う太陽光パネル、壁面緑化、節水コマの設置など環境負荷を減らす取り組みや、シニア層、女性、外国人らが働きやすい環境整備などが評価された。
太陽光パネルは今年3月、同会が運営する特別養護老人ホーム「愛成苑」の屋上に設置され、同施設が使用する約2割にあたる7000kWを毎月発電している。また施設の外壁や中庭などに植栽を行い、緑を積極的に使用している。
人材育成にも力を入れ、地域住民の雇用や、若年層向けの介護講座などを実施。ベトナムなどから経済連携協定(EPA)として人材の受け入れも行っている。現在、19人の外国人が働く。平本秀真本部長は「外国籍の方が働きやすい環境づくりは、職場の改善につながっている」と話す。今後も地域住民の雇用を広げていきたいとしている。「次世代の若い人たちに介護について関心を持ってもらい、介護をよりよい形で次世代に残せていければ」と同会。
瀬谷区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|