下瀬谷中学校(村上直幸校長)は創立40周年を記念して、NPO法人でっかいそら(本部/瀬谷)と協力してエコバッグを作成した。1983(昭和58)年に開校した同校。周年を記念し今年は生徒によるロゴマークの作成や、横浜開港祭ランタンポートの参加などを行ってきた。
同校ではSDGs教育に力を入れていて、記念グッズも17の目標のうち「つくる責任・つかう責任」「海の豊かさを守ろう」などを意識し、エコバッグを全生徒らに配ることにした。周年記念事業実行委員会の委員長でPTA会長の名和まゆみさんは「エコバッグの包装もプラスチックを使わず麻ひもを使用。実行委員のメンバーらで思いを込めて包みました」と話し、生徒たちにも作業の様子などを伝えたいとしている。
エコバッグの製作は障害者支援を行うでっかいそらが運営する作業所が担当。中央には周年記念のロゴマークを張り付けた。ロゴマークを同じ位置にするための器具も作業所利用者が作り、550枚のエコバッグを3カ月かけて完成させた。「エコバッグにロゴを張り付ける作業は初めての経験。利用者のみんなもできることを分担して、仕上げることできた」と同法人。
このエコバッグは同校のコスモス祭内で行われる周年式典で全生徒に配られる予定。
同校では今回の依頼をきっかけに、瀬谷区障害者地域自立支援協議会を通じて、教育の場などで協力していきたいとし、来春以降に実行できればとしている。
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