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瀬谷区版 公開:2022年11月10日 エリアトップへ

「小菊盆栽展」を長屋門公園で開催している瀬谷菊友会の会長を務める 大野 常俊さん 相沢在住 78歳

公開:2022年11月10日

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仲間づくりで人生楽しく

 ○…今年で34回目の「小菊盆栽展示会」を11月25日まで長屋門公園で開く。主催する瀬谷菊友会の会長を務め「実際に花を見て興味のある人はぜひ、声を掛けて」とにこやかに話す。盆栽のように花や枝を仕立てあげる小菊盆栽。「多くの人がこの魅力を知ってくれたら楽しいね」と笑う。

 ○…菊との出会いは社会人になってから。同僚に勧められて、その奥深さに魅了された。同じ種類の菊でも、天候や栽培方法などにより成長は毎年全く違うそう。「他の人から『うまく育てられた』と聞けば栽培方法を真似るしね。いつも試行錯誤。終わりはないよね」とうれしそうに話す。会では定期的に講習を重ね、情報交換して切磋琢磨する。

 ○…福島県生まれ。農家に生まれ、「田植えや稲刈りは学校を休んでやったよ」と懐かしむ。今も土いじりが好きなのは農家の経験が生きている。高校卒業後、上京し、結婚を機に瀬谷区へ。「菊仲間が周りに多いからね。いいところに越してきたよ」と笑顔。菊作りよりも楽しいのが仲間づくり。「実はね、一番大切なのは仲間なんだよね。菊づくりが楽しいのは仲間がいるから」と繰り返す。

 ○…会長として、会員獲得も課題。「今は50代が一番若い。少ないわけでなく、若い人たちが仲間に加わってくれれば」と願う。菊づくりは日々の手入れが大切。「だからね、自分が健康で、家族円満でないといい菊は育たない。自分の人生がそのまんま菊の成長にでてくるんだ」。健康法は「歩く」こと。10年ほど前は年に数回、江の島まで歩いて出かけ、今も続けている。「仲間といるとね、家族にも言えないことを話せるんだよ。日頃のいろんなことを発散できる。これが一番の健康法かな」とニッコリ。

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