横浜市はこのほど、2019-2020シーズン以来3季ぶりにインフルエンザが流行期に入ったと発表した。新型コロナウイルスとの同時流行を懸念し、ワクチン接種、検査キットの用意などを呼び掛けている。
区内も報告相次ぐ
今シーズンのインフルエンザは22年第51週(12/19〜12/25)の定点あたりの患者報告数が横浜市全体で2・59となり、流行開始目安の1・00を上回った。市全体の推移は第49週で0・42、第50週で0・97と増加し、第52週は3・41と増加傾向が続く。瀬谷区は第50週から第52週にかけて3・71、3・71、2・14と推移している。
19-20シーズンの流行開始は第40週(9/30〜10/6)、定点あたり10・00以上となる流行注意報発令は第49週(12/2〜12/8)、注意報解除は第6週(2/3〜2/9)で、今季は3季前に比べて流行開始が遅い状況だ。
検査キット準備を
市は新型コロナとの同時流行で発熱外来がひっ迫する可能性があると懸念しており、ワクチン接種、発熱などの体調不良時に備えた検査キットや解熱鎮痛剤の用意を呼び掛けている。
市は発熱外来のひっ迫を回避するため、発熱時はまず新型コロナ用の抗原検査キットで自己検査し、陰性だった場合は自宅療養。受診を希望する場合は電話・オンライン診療の活用や、かかりつけ医へ相談し受診するなどを推奨している。
「インフルエンザも新型コロナウイルスも感染を予防する方法は同じ。実践してほしい」と担当者。こまめな手洗いや必要な場面でのマスク着用、早めの予防接種の3つのポイントをあげている。
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