瀬谷区のミニバスケットボールチーム「瀬谷第二ラプターズ」(星雅博監督)の男子チームが、1月の「神奈川県ミニバスケットボール決勝大会チャレンジカップ」で準優勝に輝いた。身長170cm超の選手が揃うなど高さを武器に勝ち上がり、3月4日から群馬県で開かれる関東大会への出場権を手にした。
県内の予選を勝ち抜いた強豪32チームがトーナメントで優勝を争った同大会。ラプターズは横浜市中部地区と市大会を経て出場を決めていた。
ラプターズは瀬谷第二小学校や南瀬谷小学校などを拠点に活動しており、男子と女子合わせて60人弱が所属している。男女ともに実績があり、男子は2009年に全国優勝を成し遂げていた。
高身長を武器に
コーチの小林麻里沙さんによると、今年度の男子チームは身長の高さが特徴。特にセンター2枚は、180cmの横溝蓮選手(5年)と175cmの土原海選手(6年)と上背がある。県ベスト5に選ばれている土原選手は機動力にも優れ、献身的で粘り強いプレーでチームメイトを鼓舞する。ポイントガードで試合経験豊富な澤口大和キャプテン(同)とともにキープレーヤーだという。
ラプターズは今大会の初戦と2回戦、杉久保ミラクルフェニックスと駒岡ミニバスケットボールクラブに勝利。準々決勝は優勝候補の一つ桜丘ミニスターズと対戦した。小学生のミニバスは一定以上の選手を第3クォーターまでに出場させることが定められているため、前半戦は4、5年生を中心に戦い、3点ビハインドで後半戦へ。「4年生が粘り強く得点を決めて、くらいついてくれました」と小林コーチ。後半戦は開始すぐに逆転すると、30点近く決めた土原選手の活躍もあり、リードを維持したまま40対36で逃げ切った。
準決勝は二ツ橋ミニバスケットボールクラブに48対17で勝利。山内ミニバスケットボールクラブと戦った決勝戦は前半こそリードしたものの、後半戦で相手の堅守に苦しみ27対37で敗れた。
小林コーチは準優勝という結果について、「早くから県優勝を目指し、継続的に練習や試合に取り組み続けた結果が出ました」と振り返る。「6年生が5人しかいないなかで、下級生たちがしっかり頑張ってくれました。皆で力を合わせたから2位になれました」と澤口キャプテン。3月の関東大会に向けては「県から気持ちを切り替えて、試合に集中していきたいです」と意気込んでいる。
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