神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
瀬谷区版 公開:2023年8月24日 エリアトップへ

墨笑(ぼくしょう)を広める活動を続けている 関沢 智子さん 区内在住 61歳

公開:2023年8月24日

  • LINE
  • hatena

自由な発想で創作楽しむ

 ○…墨を用いて、自由な発想で絵や文字を描く「墨笑」。長年師事する青木健さんが考案した創作スタイルだ。青木さんの勧めもあり、5年ほど前から地域に出向き墨笑を教える。8月21日からは、指導中の放課後等デイサービス事業所の子どもたちの作品がせやまる・ふれあい館に並ぶ。「多彩な文字や色で表現した力作を観て欲しい」

 ○…青木さんが設立し、下瀬谷中学校を拠点とする「墨笑友の会」に長女とともに約16年前から所属。当初は障がいのある娘をサポートする役割だったが、次第にのめり込むようになった。「上手い下手ではなく、自分の思いのままに表現することが魅力」だという。今は放課後デイや高齢者福祉施設のほか、区外の地域グループなどでも指導しており、「こんな発想があったなんて」と教えることが自身の刺激にもなっている。

 ○…生まれは東京で、瀬谷区には30年ほど前から暮らす。2人の子どもがおり、最近の趣味はゴルフ。「老後に主人と一緒に楽しめる趣味を」と10年ほど前に始めた。「スコア100切りを目指して頑張っています」と笑顔で話す。

 ○…「障がいがあるからと、諦めることは出来なかったんです」--。34歳の長女と歩んできた人生をそう振り返る。筆で字を書くことやダンスなど「好き」を見つけては、その可能性を伸ばしてきた。娘は青木さんを通じて出合った墨笑によって創作により打ち込むようになり、全国公募展での入選やアジア創造美術展の芸術賞受賞など活躍。小学生から地域の教室でダンスも続けており、「素晴らしい先生たちに出会えたから」と感謝の気持ちは尽きない。また、放課後デイでの墨笑指導を通じ、改めて子どもたちの持つ可能性の大きさを感じている。

瀬谷区版の人物風土記最新6

横山 悟さん

「横浜隼人高校×ぽかぽかプラザ活性化プロジェクト」の取りまとめを担う

横山 悟さん

三ツ境在勤 62歳

3月28日

牟田 茂男さん

福島第一原発事故を題材に、絵本の原画展を開催している

牟田 茂男さん

旭区善部町在住 73歳

3月21日

石坂 幸子(こうこ)さん

創立40周年記念コンサートを開く、女声合唱団「せやあじさいコーラス」の代表を務める

石坂 幸子(こうこ)さん

阿久和南在住 86歳

3月14日

菅原 美穂さん

横濱花博連絡協議会の副会長を務め、マスコットのブンブンをデザインした

菅原 美穂さん

下瀬谷在住 38歳

3月7日

阿久津 修さん

厚生労働大臣表彰を受けた瀬谷北部地区民生委員児童委員協議会の会長を務める

阿久津 修さん

上瀬谷町在住 73歳

2月29日

家田 昌利さん

能登半島地震の緊急消防援助隊神奈川県大隊の第二次派遣で大隊長を務めた

家田 昌利さん

相模原市南区在住 59歳

2月22日

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

  • 2月29日0:00更新

瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook