作業学習としてにんにくを育てている県立瀬谷支援学校で10月3日、約1000個の植え付け作業が行われ、上瀬谷小学校の5年生や地域住民などが参加した。
この「にんにく計画」は高等部農園芸班が中心となって進めており、一連の作業を通じて基本的な技術を身に付けながら働くことを学ぶ。地域との交流や協働も掲げ、さまざまな組織・団体の協力を得ている点も大きな特徴だ。
この日は両校の児童・生徒に加えて、自治会町内会や中屋敷地域ケアプラザ、就労継続支援B型事業所ぱんの木、(一社)セヤミツラボ、峰農園などの関係者らも作業に協力した。上瀬谷小の子どもたち約60人は瀬谷支援学校の生徒から、皮のむき方や植え付ける時の向きなどを教わりながら、にんにくの欠片を一つずつ丁寧に畑に植えていった。
「にんにくの皮をきれいに取るのが難しかった」「土に入れる時の深さなどを優しく教えてくれたので楽しかった」と子どもたち。指導のほか、進行役も務めた同班の生徒は「緊張したけれど、上手く伝えられました。大きく美味しいにんにくに育って欲しいです」と笑顔で話した。
植え付けたにんにくは来年5月下旬に収穫の見通し。上瀬谷小の現4年生が作業に協力する予定となっている。
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