介護職員の事例発表を通じて高齢者支援について学ぼうという公開研修会が10月5日に瀬谷公会堂であり、約230人が来場した。
この催しは横浜市西部を中心に介護事業を展開する(株)アイシマ(本社/区内卸本町)の主催。地域貢献の一環として、職員だけでなく一般参加も受け入れている。
研修会の冒頭で相澤剛代表取締役は「介護を必要とする人が年々増えるなか、支える人は減っていきます」と説明。その上で、「様々な方策を取りながら介護を続けていきます」と意気込みを語った。
事例発表では同社の運営する6事業所が登壇。認知症グループホームの職員は「外国人介護士が現場にもたらすもの」をテーマとして、インドネシア人の受け入れ体験を振り返り、同国の歴史や文化を学び、翻訳アプリを活用した点などを説明した。日本人スタッフにとっても異なる価値観に触れることで、利用者に対する話し方や言葉づかいを見直すきっかけになったという。最後には「外国人介護士を受け入れるスキルを身に付けるとともに、母国や習慣を理解して働きやすい環境づくりを進める必要があります」と呼びかけた。
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