国際園芸博覧会
公式マスコットが決定
自然の感情を伝える精霊
3月28日
ビーチサッカーを通じて地域住民らと外国にルーツを持つ子どもたちの交流を深めるイベントが11月18日に中屋敷のロペビーチパークで行われ、約20人が参加した。中屋敷地域ケアプラザの主催。多文化交流を図るとともに、外国人が地域で困っていることなどを把握して支援にもつなげたい考えだ。
強豪クラブの選手が指導
区内に暮らす外国人は約2200人(2023年)と、5年前から約30
%増えいてる。国籍別ではベトナムや中国、フィリピンなどが多い。「中屋敷ケアプラザのエリアで、外国にルーツのある子どもを見かける機会も多いです」と職員。交流や支援の方法を模索していたという。
イベント開催にあたっては、市内初のビーチサッカーチーム「レーヴェ横浜」(奥山正憲代表)と協力。レーヴェは日本代表選手も所属するセミプロの強豪で、今年9月から同パークを運営している。「ビーチサッカーなら言葉に関係なく一緒に楽しめるはず。地元に強いチームがあるということも知って欲しかった」と職員は企画の意図と説明する。
通訳・翻訳グループ「カムオン・シェシェ」の協力を受けて、平易な日本語のチラシを作成。近隣の小学校に配るなどし、国籍問わず多くの参加を募った。
オーバーヘッドに歓声
国連が定める「世界子どもの日」(11月20日)に合わせて行われたイベント。ビーチのひんやりとした感触に驚いた様子の子どもたちは、レーヴェの選手に指導されながらビーチサッカーを体験。ボールを使ったリレーで走りまわったり、足の甲でボールを蹴り上げるテクニック「スコップ」などに挑戦した。
試合もあり、レーヴェの選手がオーバーヘッドキックなどを披露すると子どもや観客席から大きな歓声が上がった。弟と参加した菅原ライアン君(小学校1年生)は「とても楽しかった。また、遊びたいです」と喜んでいた。
「普段の事業では接点が少ない子どもや保護者達たちと出会うことができました」と手ごたえを話す同プラザの職員。「今後はより一層周知に力を入れられれば」と意欲を見せていた。
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