瀬谷区が拠点のビーチサッカーチーム「レーヴェ横浜」の代表を務める 奥山 正憲さん 中屋敷在勤 37歳
感謝を胸に競技普及へ
○…2015年発足のレーヴェ横浜は日本一に輝いた実績があり、日本代表選手も所属するクラブ。今年9月から中屋敷にあるロペビーチパークを運営。同パークで練習や大会を行いながら、ビーチサッカーの普及にも努める。すぐ近くの旧上瀬谷通信施設では万博やテーマパークが計画されており、「地域を盛り上げていくとともに、住民の健康づくりのお役に立てれば」と意気込む。
○…青葉区出身で、5歳から大学生までサッカーに打ち込む。20代半ばからビーチサッカーをプレーするようになり、15年に日本代表へ。21年のワールドカップでは準優勝に貢献した。今は怪我で離脱しているが、近く復帰予定。ビーチサッカーについて「エンターテインメント性が高い」と説明し、オーバーヘッドなどのアクロバティックなプレー、ゴールを奪い合う試合展開など、その魅力を多くの人に伝えたいと考えている。
○…旭区在住。3歳と2歳の子どもがおり、「何でも良いから、好きなことを見つけて欲しい」と願う。18年設立の(一社)レーヴェ・アウスエアヴァルの代表理事も務める。ここ数年は法人とクラブの拡大に伴い責任の重さを感じ、言葉遣いや選手とのコミュニケーションを見つめ直す日々。また、「人とのつながりがあって活動できている」と周囲への感謝の気持ちも忘れない。
○…「子どもや高齢者、アスリートなど様々な人が自然と集まれる場所にしたい」。同パークを子どもが楽しめる砂場として開放したり、大人向けのフィットネスを行ったりと多彩な事業を展開する。ビーチサッカーの競技人口拡大も模索。若い世代の大会などが必要だとして、「関心を持ってもらえるようノックし続けてきたい」と普及に余念がない。
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