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瀬谷区版 公開:2024年2月1日 エリアトップへ

区庁舎にお悔やみ窓口 遺族の手続き負担軽減

社会

公開:2024年2月1日

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窓口運営を担う鎌倉新書の担当者
窓口運営を担う鎌倉新書の担当者

 死亡に伴う手続きについて、遺族の負担を軽減する「お悔やみ窓口」が1月30日、瀬谷区庁舎2階の戸籍課横に試行設置された。

 親族が亡くなった際の行政手続きは煩雑で各課にまたがる。お悔やみ窓口は瀬谷と鶴見をモデル区として、2025年3月頃まで設置される予定。横浜市は両区の運営状況を踏まえて全市展開を検討する考えだ。

 窓口では故人や遺族の状況に応じて必要な手続きを抽出し、申請書の作成補助や各課への案内などを行う。一部手続きは窓口で対応できる場合があるという。

 瀬谷区庁舎の窓口を利用できるのは区内に住民登録があった人の遺族。平日(第2・4土曜日の開庁日はのぞく)の【1】午前9時〜、【2】10時30分〜、【3】午後1時30分〜、【4】3時〜の予約枠がある(1枠1組/各50分)。利用希望者は5営業日前の午後4時までに、横浜市電子申請・届出システムや電話(【電話】045・465・6095)で申し込む。

 23年度の窓口は、鎌倉市などで同様の取り組みを行う(株)鎌倉新書(東京都)が協定に基づき運営する。「ご遺族のお気持ちに寄り添い、分かりやすく丁寧に説明します」と現場スタッフ。市民局窓口サービス課の担当職員は「幅広く複雑な手続きの負担を少しでも軽減できれば」と話す。

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