熱血市政レポート 山中市長、グリーン博成功へ推進局新設 横浜市会議員 花上(はなうえ)喜代志
旧上瀬谷通信施設で開催され、1都3県では初となる万博「GREEN×EXPO 2027」まで残り3年を切りました。山中竹春市長は24年度の市政方針において、万博を花や緑、環境について考える「横浜グリーン博」と位置付け。「脱炭素・GREEN×EXPO推進局」を新たに設けて、成功に向けた取り組みを加速していく考えを表明しました。
新年度予算案にはGREEN×EXPO推進事業として51億円を計上。具体的な会場計画や来場者輸送対策のほか、ボランティアや開催中の行催事といった市民参加の仕組み・プログラムについても検討が進められる予定です。また、会場建設費用の博覧会協会への補助なども行われます。
旧上瀬谷通信施設の街づくりに関連した取り組みも次々に具体化されています。上瀬谷周辺における公共交通の利便性を向上させる連節バス導入に加えて、東名高速道路と跡地を直結する新しいインターチェンジを横浜町田ICの大和市側に整備予定。いずれも30年代前半の整備を目指して、24年度に事業計画などの検討が進められます。
私は旧上瀬谷通信施設が15年に返還される前から、「市民が返還を実感できるビッグイベントを!」と提言してきました。万博や街づくりを成功させるには、これからが正念場。引き続き、山中市長と連携して取り組んでいきます。
|
|
|
|
|
|