山中市長、防災・減災対策に全力 熱血市政レポート 上瀬谷に「広域防災活動拠点」を検討 横浜市会議員 花上(はなうえ)喜代志
横浜市民意識調査では地震や台風など災害対策に関する要望が13年連続で1位になるなど、防災・減災の推進は大きな市政課題と言えます。山中竹春市長は2024年の市政方針で、旧上瀬谷通信施設に「広域応援活動拠点」の整備を検討することを表明しました。
広域応援活動拠点は、災害時に全国各地から駆け付ける消防・警察・自衛隊などを受け入れるベースキャンプ機能を有するもの。市内最大規模の物資を備蓄することで、各所の避難所にいち早く物資を送り届けることも可能になります。
同拠点の整備が検討されているのは旧上瀬谷通信施設内の公園。公園は「GREEN×EXPO2027」の開催後、そのレガシーを引き継ぐ形で「環境」や「防災」をテーマに造られ、私が提言したサクラ広場なども設けられる予定です。
旧上瀬谷通信施設の街づくりでは、跡地と東名高速道路を直結させる新しいインターチェンジの整備も予定されています。災害時に緊急物資輸送の大動脈となる東名高速から、跡地に直接アクセスできるようになることで、同拠点の機能強化につながります。
防災・減災力向上へ
防災・減災力を高めるには地域の訓練も欠かせません。私は各小学校で行われている防災訓練を視察。首都直下型地震に対応する市の取組を地域に発信しています。これからも災害に強い街を目指して、ハード・ソフトの両面で対策を推進していく考えです。
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