男女が共に働きやすい職場環境を積極的に進める事業所に与えられる「よこはまグッドバランス賞」。このほど、平成24年度の認定事業所が決定し、瀬谷の「NPO法人でっかいそら(飯田誠理事長)」が、認定事業所ならびに継続賞(ブロンズ賞)を受賞した。
「よこはまグッドバランス賞」は、横浜市内に本社・本部があり、従業員300人以下の事業所を対象に実施。社内規則や制度ではなく、仕事と家庭の両立支援や従業員の能力活用、職域の拡大など、実際に働きやすい環境への取り組みがされているかどうかが評価される。今年度は22事業所が認定され、3回以上認定を受けた4事業所に継続賞が贈られた。
両賞に選ばれた「でっかいそら」は2005年に設立。障害児の居場所づくりや知的障害者のグループホーム、地域作業所などの福祉事業を行っている。立ち上げ当時は職員3人、小さな施設に利用者が4人だけだったが、7年経った今、施設数は12に増え、職員数も90人を超えた。職員の約8割が女性で、管理職の割合も6対4で女性の方が多い。今年度はさらに60歳から65歳へ定年年齢を引き上げ、働きややすい環境づくりのための全職員アンケートと面談も実施した。それらの活動が評価されての認定となった。また、2007年、2008年にも同認定を受けていることから、継続賞も受賞した。
同賞の表彰式と認定事業所代表らによるセミナーが12月18日、南区のフォーラム南太田で開催された。飯田理事長は「認定だけでなく、ブロンズ賞もいただき驚きました。これからもみんなが気持ちよく笑いながら働けるような、働きやすい職場づくりにつとめていきたい」と語った。
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