第47回衆議院議員総選挙が12月14日投開票で行われ、神奈川5区(戸塚区・泉区・瀬谷区)では、前職の坂井学氏(自民・49)が11万2963票を獲得し、2年前の前回総選挙に続き圧勝で3度目の当選を果たした。新人の水戸将史氏(維新・52)は比例復活当選。いずれも新人の横山征吾氏(共産・43)、後藤田弥生氏(無所属・48)、河野敏久氏(次世代・58)は及ばなかった。
経済政策「アベノミクス」や消費税8%への引き上げと10%先送り等、安倍内閣の政策に対する評価を争点とした今回選挙。神奈川5区には5人が立候補した。
午後8時過ぎ、報道番組で坂井氏に「当確」の文字が出ると、事務所に集まった約100人の支援者からは歓声があがり、選対本部長を務めた地元選出の県議が「少し早いが」と前置きし勝利宣言を行った。
同8時45分ころ事務所に到着した坂井氏は「日本は今、厳しい状況だが、将来に希望を持てるよう、子や孫の世代にしっかりした日本を手渡したい」とあいさつし、本紙取材に「国民目線で国のかじ取りをし、国際社会に日本の存在感を示せるよう、外交にも取り組みたい」と抱負を述べた。
前出の県議は「人のため、日本のために良い政治を」、
また地元選出の市議は「当選がゴールではない。今後も地域のために国、県、市が一体となって頑張りたい」と期待を口にした。支援者で泉区在住の70代男性は「(坂井氏に)国を代表する政治家になってほしい」と話していた。
比例復活当選の水戸氏は「身を切る改革と野党再編に全力で取り組んでいきたい」と意気込みを語った。
5区投票率は54・28%
小選挙区5区の投票率は54・28%(戸塚区54・27%、泉区55・85%、瀬谷区52・36%)となり、前回選挙を6・61ポイント下回った。県内の投票率は53・88%だった。
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