4月3日に告示、12日に投開票される神奈川県議会選挙で、定数1人の瀬谷区では、現職1人と新人2人が出馬を表明している。本紙調べ(3月1日現在)。
定数1議席をめぐり3人が名乗りを上げている今回の県議選。現職で民主党の平本敏氏(66歳/4期)に、自民党の田村雄介氏(34歳)、無所属の市川英之氏(54歳)の新人2人が挑む。
過去3回の選挙では民主党現職と自民党新人の一騎打ちとなり、いずれも現職の平本氏が当選を果たしている。今回も同様の構図になるかと思われたが、無所属の市川氏が参戦。三つ巴の戦いとなる様相だ。
3氏の訴えは
平本氏は99年に初当選、5期目を目指す。区内の総合医療体制の改善、上瀬谷米軍施設全面返還については「広域避難地や備蓄庫中心の計画ではなく街づくりの総合的施策として跡地活用を」と訴える。
田村氏は両親の実家がある東北で起きた東日本大震災を例に挙げ「防災対策に特に力を入れ、安心して住める街づくりを」と訴える。そのほか、少子高齢化対策、子育て支援、高齢者の社会保障制度改革などを目指す。
市川氏は「一大テーマパークを瀬谷に」と訴え、区民が夢と希望の持てる住みよい街づくりを目指す。そのほか、介護、子育て支援の強化・拡充、教育の充実、医療の充実、行政改革に取り組みたいとしている。
前回選挙では平本敏氏が2万5629票を獲得し当選、新人で自民党の内田高広氏は2万2740票と善戦したものの、現職の前に敗れた。投票率は市内で2番目に高い50・33%だった。
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