全館リニューアルに向けて夏から工事が進められている「相鉄ライフ 三ツ境」が、11月22日(木)にオープンすることがこのほど決まった。瀬谷区では初となる「スターバックスコーヒー」や、「TSUTAYA BOOKSTORE」など60店舗が出店する予定。
相鉄線沿線の価値向上狙う
(株)相鉄アーバンクリエイツ(西区・千原広司社長)と(株)相鉄ビルマネジメント(同)が今月3日に発表した。リニューアルオープンは、相鉄線沿線の価値向上の一環。7月末に工事が始まり、9月下旬から駐車場など含めて全館休業となっていた。全館オープンは11月22日の予定だが、食料・生活用品を扱う「そうてつローゼン三ツ境店(1階)」は10月13日から先行してオープン。駅構内の店舗も段階的に営業を始めるという。
同施設は鉄筋コンクリート造りの4階建てで、363台収容できる駐車場を備える。発表によれば、1階は食料品店舗が中心となる。三ツ境駅改札口と直結する2階は食料品店舗や飲食店を拡充させて、駅利用者の利便性向上を図るという。また、ドラッグストアや生活雑貨、眼鏡店なども出店する。3階のスターバックスとツタヤブックストアでは、コーヒーを飲みながら購入前の本や雑誌を読むことが出来る。4階は和洋飲食店や携帯ショップ、シューズショップなどが入る予定。
地元商店主も期待
同施設は1986年に開業。1日に約5万8900人(2017年度)が乗降する三ツ境駅直結の商業施設として、通勤客や近隣住民などが利用している。
(株)相鉄ビルマネジメントは「休業中はご不便をおかけ致します。リニューアルでは、相鉄ライフ三ツ境をご利用のお客様に『日常生活に豊かさをプラスする』をコンセプトに多彩なショップや様々なイベントをご用意して参ります。変わらぬご愛顧の程、よろしくお願い致します」と呼びかけている。
三ツ境駅前商店会の城田三起三(みきぞう)会長は、地元住民が区外の大きな商業店舗に流出している点を踏まえて、「若い世代が地元で買物したり、区外の人を三ツ境に呼び寄せられるような店舗になってくれれば嬉しい」とリニューアルに期待を寄せた。
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