「高齢者見守りキーホルダー(愛称・せや八福札)」の受付登録・配布が、中屋敷を除く区内ケアプラザで2月25日から始まった。高齢者の徘徊や外出先での急病時に、身元確認や緊急連絡先につなげる手段で、区では65歳以上の区民に利用を呼びかけている。
キーホルダーには登録先のケアプラザの電話番号と登録番号が記載されている。持ち主が緊急搬送や警察に保護された際に、登録番号をケアプラザに問い合わせることで、身元確認を行い家族などへの連絡につなげる。
登録は無料で、本人の生年月日と住所が分かる書類などが必要。緊急連絡先だけでなく、かかりつけ医療機関や病歴なども登録できる。住んでいる地区で登録可能なケアプラザが異なっている。中屋敷地域ケアプラザの受付開始は4月1日。
「元気な内に登録を」
区役所高齢・障害支援課によると、区内の75歳以上の人口は1万7547人で、全体の14・1%(2018年3月31日)。2030年には2万1789人になると予想されており、キーホルダー配布は高齢化の進行に備える狙いもある。同課職員は「外出先では何があるか分からない。いざという時のために鍵などにつけて備えてもらいたい」と呼び掛けている。また「登録するためにケアプラザを訪れることで、元気な内から接点を持ってもらえれば」と話していた。問い合わせは同課【電話】045・367・5718。
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